このページではリードトランペットの粟根達也が50本以上所有しているラッパコレクションから
その一部をご紹介いたします。見たこと無いような形もたくさんあります。
ウエストウインズのコンサートやライブでも時々見ることが、そして聴くことができます。


 
メーカー モデル キー コメント(By 粟根)

タイン ピッコロトロンボーン B♭
(HIGH)

ピッコロトランペットのスライドタイプで抵抗も少なく良く鳴りますがスライドストロークが極端に短いため演奏はとても困難です。
ジュピター スライドトランペット B♭
ご存じジュピターのスライドトランペットです。
一時ソプラノトロンボーンという名称で販売されていた時期もありました。


「The 28th ウエストウインズジャズオーケストラコンサート」
ヤマハ
(限定生産)
ピッコロバス B♭ 名称はピッコロバスですがフリューゲルホーンの様な音がします。
ベルはフリューゲルホーンの流用の様です。
ヨーロッパではこのような楽器を使ったアンサンブルがあるようです。
ベッソン エコー コルネット B♭ 4本目のピストンによりベルを切り替えて音色を瞬時に変える事ができます。
写真の変な型のベルが2本目のベルでワウワウミュート(ステムなし)を使ったような音色がします。
ジュピター エキサイティングホーン B♭ サックスの様な形をしていますがトランペットです。
一時スカパラダイスオーケストラでも使用されていた楽器です。
部品を組み替えることにより普通のトランペットにもなります。
B&S オーバル型 ロータリー
フリューゲルホーン
B♭ フリューゲルホーンでありながらマウスパイプがトランペットシャンクのためアダプターが必要です。
音色は少し明るめですがピッチが悪いため演奏時は替え指とトリガー使用のオンパレードになってしまいます。
(チューニングスライドにトリガーが後付けされています)
ジャスタット ソプラノテナーホーン B♭ 雑誌「パイパーズ」の表紙にもなったソプラノテナーホーン。
ソプラノなのかテナーなのかはっきりせえ!とつっこみたくなる様な名前の楽器です。
フリューゲル用のマウスピース使用でフリューゲルホーンの様な音になりますがホルンのマウスピースもアダプターと共に付属されていました。

「The 28th ウエストウインズジャズオーケストラコンサート」
DEG
(ウイルソン)
コルネット風
マーチングメロフォン
E♭ 管の巻きの多いちょっと大きめのコルネットの様に見えますが音色は間違いなくメロフォンの音です。
マウスピースによってはコルネットの様な音が出るかもしれません。
とても重くて持っているだけで腕が疲れてしまいます。
ジュピター 特別モデル E♭ (株)グローバルのH藤氏がジュピター社の部品で特別に製作したものだそうで、E♭(エス)管という事でベルが「S」型になっています。
マウスパイプはフリューゲルホーンの流用のようでトランペットのマウスピースが途中までしか入りません。
ジュピター 特別モデル D 上記のベルアルファベット小文字の「d」型のものへ取替えるとD管になります。
ジュピター JTP-1010 B♭ ジュピター社製のコンバーチブルアップライトベル(上向きベル)のモデルです。
写真には撮っていませんが、ベルを取替える事により通常のトランペットの形にもなります。

「The 32nd 西日本アマチュアビッグバンド連絡会コンサート」
バック 改造モデル B♭ 上のジュピターのモデルとそっくりですが、バックストラッド37ベルの改造モデルです。
インナーゴールドベル、ピストン押し金、ピストン上下蓋、唾抜きがゴールドで高級な感じです。


「The 32nd 西日本アマチュアビッグバンド連絡会コンサート」
バック 改造モデル B♭ 上記バック改造モデルを前方から撮った写真です
ホルトン ST-505 B♭ これもアップライトベルですが、ベルが根元から上を向いています。
とても明るい音色で、うちのバンドのソロイストの横尾氏もお気に入りです。
35年程前には「コーン」社からも「ドク・セベリンセン」モデルとしてこんなのがあったような記憶があります。

「The 32nd 西日本アマチュアビッグバンド連絡会コンサート」
キング 2055T B♭ これもアップライトベルモデルです。
このモデルは上向きベルで知られたディジー・ガレスピーモデルのような曲がり方です。


「The 32nd 西日本アマチュアビッグバンド連絡会コンサート」
キング 2055T B♭ 上記キング2055STを前方から撮った写真です。
この楽器もインナーゴールドです。